FXは本当に勝てないのか徹底検証シリーズの3です。
FXは本当に勝てないのか?勝つために必要なことは何なのか?今回は「システムトレードは危険なトレード!?」という点から検証考察してみたいと思います。
この徹底検証シリーズを読んであなたの足りなところがわかったら一気に勝ち組の仲間入りができるかもしれません。ぜひシリーズを通してお読みください。
システムトレードは危険なトレード!?

相場は大きく分けると3つに分類することができます。どちらか一方に大きく動くトレンド相場、同じ幅で上下を繰り返すレンジ相場、そして方向感がない相場です。
今現在がどの相場にあるのかによって戦略が変わります。
方向感がない相場は当然エントリーしてはいけません。トレンド相場は順張りで大きな利益を狙います。レンジ相場はレンジの上限で売りエントリー、レンジの下限で買いエントリーというようにレンジの幅で逆張りのエントリーをしなければなりません。
トレンド相場の時に逆張りトレードをしたり、レンジ相場のときに順張りトレードをすると結果はすべてマイナスになります。
ですから、トレードを始める時点で今の相場が、トレンド相場なのかレンジ相場なのか、方向感のない相場なのか環境を認識しなければなりません。環境認識をしないでエントリーするとことごとくマイナスを食らうことになります。
システムトレードは、EAを設定して一定の条件に基づいて自動で機械的にトレードしますが、トレンド相場を想定したシステムなのかレンジ相場を想定したシステムなのかによってエントリーの方向がまったく反対になってしまいます。
システムトレードにはこの相場環境を判断するしくみがないためにトレンドフォロー型のシステムトレードはトレンドの時は利益を大きく伸ばせますが、レンジ相場の時は損切の連続となり、反対にレンジ相場型のシステムトレードはレンジの時は利益を積み重ねていけますが、トレンドフォローのときに大きな損失を被ってしまいます。
今のトレード業界では初心者を中心にシステムトレードの人気が高く、各種様々なEAが販売されていますが、私の知る限りシステムトレードで本当に成功したトレーダーは一人もいません。
トレンド型のシステムトレードの場合、トレンドで大きく利益をプラスにしてもレンジ相場で損切を繰り返しマイナスを積み重ねていきトータルで少しプラスになるかどうかというトレードになりますし、レンジ型のシステムトレードは、レンジ相場の時にコツコツと利益を積み重ねることができますが、トレンド相場時の逆張りで大きくマイナスを出してしまうことが多くなってしまいます。
どちらのタイプのシステムトレードでも必ずドローダウンが大きくなるタイミングがあるのは、こういう理由からです。
私たちプロのトレーダーからみると、せっかく積み上げた利益を飛ばしてしまうようなエントリーはする必要はありません。
ここではっきりと言いますが、システムトレードでしっかりと利益を出すためには、裁量トレードでしっかりと利益を出せるスキルを身に付けるしかありません。裁量トレードで勝つことのできる人だけが、システムトレードでも勝つことができるのです。裁量トレードで勝てる人は、現状で売り買いどちらの方向にエントリーすべきかの判断ができるのでマイナスを最小限にしてより確率の高い方のエントリーだけを選んでシステムを稼働させることができます。
私が開発した「スィングトレードプレミアム」は裁量トレードとしてのスィングトレードと同時にEAも同時に開発しました。
スィングトレードは1時間足や4時間足を使ったトレードになるためにエントリーチャンスが来るまでの時間的スパンが長いということがあります。つねにチャートを見ることのできる環境にある方はいいのですが、仕事や子育てで忙しい方はエントリーチャンスを見過ごしてしまうということがあります。
せっかくのチャンスを逃さないためにEAを開発しました。
EAを単純に回しているだけで勝てるほどFXは甘くはありません。
ですから、相場環境から売り買いどちらのエントリーの方が勝つ確率が高いのかを判断してその方向にのみエントリーするように設定することで大きなドローダウンを被ることなく効果的なエントリーをして利益を積み重ねることができます。
「スィングトレードプレミアム」でしっかりと裁量トレードを学んでかつ効果的にEAを活用することができれば、両方のいいところを取り入れた画期的なFXトレードを実践することができます。