FXは危険だからやめた方がいい!という人がいますが、FXほど安全な投資はないと思います。なぜなら、FXは自分自身ですべてをコントロールできる投資だからです。
FXがなぜ安全な投資なのか、ほかの投資と比べてみます。
目次
FXがなぜ安全な投資なのか?

株は、ストップ高・ストップ安というものがあり、値幅が一定の基準を超えると取引が停止されてしまいます。
株価が暴落して一斉に売りが入ると売りたくても売れなくなります。買い手が手を上げない限り売ることができません。暴落時に買おうとする人はいませんから、売れないままただ下がっていく株価を見ていなければなりません。
FXは市場の規模が大きいうえに流動性高いので売りたくても売れないということがありません。土曜日曜日の市場が閉まっている時間帯以外は、いつでも自分の意志で売り買いすることができます。売りたいときに売れるし買いたいときにいつでも買えるのです。
先物取引は強制ロスカットのしくみがないので損失額に天井がありません。
マイナスが出続ける限り追加証拠金をいれなければなりません。追加証拠金が払えないということになったら強制決済されますが、その後、追加証拠金が解消されるまで請求は終わりません。結果、破産してしまうことになるのです。
FXには強制ロスカットというしくみがあります。
含み損が一定の水準に達したときに保有しているポジションを強制的に決済します。なので、相場が急変動した場合でも証券口座に入っている金額以上の損失を受けることはありません。
口座に入金している金額以上に負けることがないので、口座の入金額をコントロールすれば破産することはありません。
不動産投資の場合流動性が低いので投資が失敗したとしてもすぐに撤退することができませんが、FXは失敗しても損切することにより、すぐに撤退して損失の拡大を防ぐことができます。
このようにリスクを自分で完全にコントロールできるのでFXは安全な投資ということができます。
失敗する確率を下げるためには?

多くの人は投資を始めるときに「どうやったら投資がうまくいくのだろう」と考えますが、そもそもそれが間違いなのです。
投資を始めるときに最初に考えなければならないことは、「どうやったら失敗してしまうのか?」ということです。失敗する原因を洗い出して、その原因を取り除いていけば、失敗する確率は下がっていきます。その結果成功に近づくというのが成功するための正しい道筋です。
FXで失敗する原因
- ルールを決めずに感覚的な取引をする(勘や運に任せたトレード)
- 高いレバレッジで取引をする
- 過剰な取引を繰り返す(ポジポジ病では優位性のあるトレードはできない)
- 無計画なナンピンや両建てトレードをする
- 損切をしない
- トレードする時間帯がまちまちである
- 多くの通貨ペアに手を出す
- 利益確定する基準が決まっていない
- 含み益と利益の違いを理解できていない
FXで失敗しないためにすること
- あきらかにエッジ(優勢のある)トレードルールを作る
- ルールを守る
- 投資金額は、口座残高の30%までとする
- 1回のトレードの損失額を資金の2%以内にする
- エントリーと同時に損切ラインを設定する
- 投資する通貨ペアを固定してトレード時間を限定する
- 利確ルールをしっかり決めて実行する
FXは車の運転と同じです。ルールを守らなければ危険ですが、ルールを守って運転すれば安全に運行することができます。
FX危険だという人は、車が危険だから乗るな!といっていることと同じです。
FXはルールを守っている限り安全な投資なのです。